hitonarisan’s diary

主に四柱推命に関する記事をアップしていきます。

健康について ②

ご訪問いただきありがとうございます。

 

今回も健康についての判断を考えていきます。

 

前回の解説では、木の性質の人が忌神の金の行運の時期になると、目の病気や精神不安などの症状が出る可能性があるという事を説明しましたが、どの五行が喜神でどの五行が忌神なのかをしっかりと把握して、判断をする必要があります。

 

命式例として、

 

     天干    地支   月令
 年    庚      申
 月    戊    子    癸
 日    庚    申
 時      丁    丑

 

この命式の場合ですと、

 

比劫(金)2干3支

食傷(水)0干4支 月令

財星(木)0干0支

官星(火)1干0支

印星(土)1干1支

 

となります。

 

この命式は従旺格で金が強く、その金を強める土があり、また金を鍛錬する丁がありますので、自分というものしっかりと持っている方で、程よく自身を律することが出来、また喜神の印星があるので、頭も良く聡明な方だと考えられます。

 

気になるのは、地支にある4支の食傷の水ですね。

水は『腎臓、泌尿器系、子宮系、婦人病、膀胱や尿道、骨、耳』などの病気が出やすい傾向があります。

この方が女性だとすると、火が少なく金と水が多いため、かなりの冷え性ではないかと考えられるという事ですね。

 

また女性であれば子宮などの病気にも注意が必要ですし、特に女性であれば食傷は子供を表す星であるので、忌神の水の場合ですと行運(大運や歳運)で天干に壬や癸が巡ってきた場合に出産されると、結構な難産であったり、出産後の肥立ちが悪かったり、出産されたことで、子育てでストレスが大きくなり育児放棄(ネグレスト)をしたりと、出産における影響があるかもしれないですね。

 

但し何度も言いますが、これはあくまでもそのような傾向が命式から考えられる可能性があるという事ですので、絶対にそうなる訳ではないという事は理解しておいて下さい。(>_<)