hitonarisan’s diary

主に四柱推命に関する記事をアップしていきます。

命式の判断 ⑪

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今回もこの命式の方の特徴を判断していきます。

 

     天干    地支   月令
 年    丁      巳
 月    己    酉    辛
 日    庚    辰
 時      辛    酉

 

 この命式の五行の強さは

 

比劫の金 2干2支 月令

食傷の水 0干0支

財星の木 0干0支

官星の火 1干1支

印星の土 1干0支

 

でした。

 

各五行の大まかな特徴はこれまでに説明してきましたので、今回はおさらいとして全体的な性格を確認したいと思います。

 

比劫が強く忌神ですので、意志は強く頑固で融通の利かないところがあり、自分の主張を通そうとする傾向がありますが、食傷が喜神で天干に全くないので、それを表に出すことは無く、どちらかといえばそういった気持ちを心の内に秘めているタイプだといえます。

 

財星も天干にはありませんので、お金に執着するようなタイプでもない方で、どちらかといえばお金に苦労する傾向がありそうです。

また喜神の財星がないので、父親との縁は薄い傾向で、父親とは不仲であるとか、元々父親がいないとか、そういったことも考えられます。

財星は喜神ですので、大運や歳運で財星が巡る時期がこの方の財運が良くなる時期になります。

 

官星は1干1支でこちらは喜神なので、官星の良さである真面目さや几帳面さ、コツコツと地道に頑張る傾向の方で、正義感も強く不正をするという方ではなく、どちらかといえば信頼を置けるタイプの方ですね。

 

印星は1干0支ですが、こちらは忌神ですがそれほど強さも無いので、怠け癖や楽をしたいという印星の悪さは余りでないと思います。

また忌神印星の特徴のずる賢さとかは官星が喜神ですので、そういった傾向も殆ど出ないと考えられますね。

母親との関係も忌神とはいえ、それほど気にする強さでもないので、この命式の方の印星はそこまで強く影響を与えないと考えて良いと思います。

 

ただし、これはあくまでも命式のみでの判断ですので、運気がどのように影響を及ぼすのかは、やはり大運、歳運の巡り方次第になりますね。(;´・ω・)