命式の判断 ⑧
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今回も命式の判断をしていきます。
天干 | 地支 | 月令 | |
---|---|---|---|
年 | 丁 | 巳 | |
月 | 己 | 酉 | 辛 |
日 | 庚 | 辰 | |
時 | 辛 | 酉 |
この命式の五行の強さは
比劫の金 2干2支 月令
食傷の水 0干0支
財星の木 0干0支
官星の火 1干1支
印星の土 1干0支
ですね。
今回は財星を観てみます。
この命式の方は喜神である財星が0干0支なので、財星の特徴である社交的な部分が無く、やはりどちらかといえば消極的、引っ込み思案な傾向の方だと感じますね。
また財星は財を司りますので、行運の巡りにもよりますが、元々は財運の薄い方でそんなに裕福な家庭ではなかった可能性もあります。
男性の場合ですと、女性との関係や恋愛、結婚運を観る星ですので、喜神でこの星が無いと中々良い出会いが無いとか、結婚願望があっても結婚までには至らないとか、積極的になれない傾向がありますので、気を付けないといけないですよね。
ただし、こういった命式は財星が巡る運気の時には、財運が良くなる傾向だったりしますので、命式が悪いから良くない人生だ、という事はありませんので…(^^;)
他には喜神である財星がないので、父親の縁も薄い方なのかもしれません。
これらはあくまでも命式のみの特徴の判断ですので、5年ごとに巡る大運と毎年巡る歳運(年運)で、特徴が変わりますのでご注意ください。
元々の命式に食傷や財星が無くても、小さいころに食傷や財星が巡り、よく話しをする子というイメージを持っていたのに、久しぶりに会ったら、大人しく控えめになっていて、かなりイメージが変わっていた、という事はありますからね。(;^ω^)
次回もこの命式の特徴を確認していきます。