hitonarisan’s diary

主に四柱推命に関する記事をアップしていきます。

格局 ②

今回も各局の説明を致します。

 

前回、格局には大きく分けて『内格』と『従格』に分かれると説明しましたが、その内格と従格にも種類がありまして、それが『身強』『身弱』というものです。

 

この身強、身弱は文字通り身(日干)が強まっているのか、弱まっているのかを見極めて、どちら側に寄って居るのかを判断するものです。

 

例えば

内格の場合 ⇒ 『身強の内格』『身弱の内格』に分けられます。

 

従格の場合 ⇒ 身強の従格は『従旺格』『従強格』

        身弱の従格は『従児格』『従財格』『従殺格』に分けられます。

 

『身強の内格』は、日干が強まっているものを弱めることを良しとする、

『身弱の内格』は、日干が弱まっているものを強めることを良しとする事です。

 

『従旺格』は、日干が強く、また印星も強いのが良く、日干や印星を弱める干が無い、または弱いのが良いとされています。

 

『従児格』は、食傷が強く、日干と印星が弱いのが良いとされていて、また食傷と仲の悪い官星がないのが良いとされています。食傷星に従うのが良いってことですね。

 

『従財格』は、財星が強く、日干と印星が弱いのが良いとされていて、また財星と仲の悪い印星がないのが良いとされています。財星に従うのが良いということです。

 

『従殺格』は、官星が強く、日干と印星が弱いのが良いとされていて、また官星と仲の悪い食傷星がないのが良いとされています。官星に従うのが良いとされています。

 

『従強格』は、印星が強く、日干と印星が強いのが良いとされていて、また印星と仲の悪い財星がないのが良いとされています。印星に従うのが良いのですね。

 

一つの命式の格局を出すということは、その人の性格や本質、思考などを見極めるためにはどうしても出さなければいけないもので、その格局を出すことで、喜神、忌神を出すことで、運気を見極めていくので、とても重要なものだという事を理解しておいて下さい ( ;∀;)

 

また命式の実例などで、格局なども説明していく予定ですので… (^^ゞ