格局 ①
今回は格局というものを説明します。
その前に、四柱推命は三柱でも観れるのか?という事を確認しておきます。
これは生まれた時間が判らない、という方がよくいらっしゃるので、生まれ年、生まれ月、生まれ日の三柱でも観れるのか、という事を聞かれますが、基本的に四柱推命は三柱では観れない、と思っていて下さい。
いや、全く観れないわけではないのですが、まず四柱推命の基本となる『格局』というものが出せないためです。
私の学んでいる四柱推命は、中国式の透派を基にしたもので、命式を判断する当たっては、格局というものを出す必要があります。
この格局は、命式を判断するための特徴というか、その人の性質のようなもので、格局が決まれば喜神と忌神を判断することが出来ます。
喜神は字のごとく、日主に対して良い影響を与える星(五行、十干、十二支)で、忌神は悪い影響を与える星ですね *1
その格局ですが、大きく分けて『内格』と『従格』に分かれます。
内格 ⇒ 五行のバランスを取ることを良しとする命式の事です。
日干が強い命式は弱めることを良しと、日干が弱ければ強めることを良しと
します。
従格 ⇒ ある五行が強く、その五行に逆らわずに従うことを良しとする命式です。
日干が強ければ、その日干を更に強めるのが良く、日干が弱ければさらに
弱めることを良しとします。
またまたややこしいのが出てきましたが、次回は内格と従格の種類について説明をしますね (^▽^;)
*1:+_+