hitonarisan’s diary

主に四柱推命に関する記事をアップしていきます。

陰陽五行

改めて、陰陽五行(いんようごぎょうという考え方をおさらいしてみます。

 

古代中国では、世の中にあるものは全て陰と陽に分かれる、世の中の事象は全て相反するもので出来ている、という考えがあり、それが陰陽思想です。

太陽と月、昼と夜、光と闇、男と女、生と死、善と悪、寒と暖、燥と湿、右と左、奇数と偶数、などなど。

 

五行思想というのは、万物は『木・火・土・金・水』(もく・か・ど・こん・すい)という5つの要素から出来ている、という考えから更に各々の要素も陰と陽に分かれ、木にも陽(甲)と陰(乙)があり、火にも丙、丁というようにそれぞれの五行に陰陽があって、これを十干といいます。

甲・乙・丙・丁・戊・己・庚・辛・壬・癸

(きのえ・きのと・ひのえ・ひのと・つちのえ・つちのと・かのえ・かのと・みずのえ・みずのと)

 または(こう・おつ・へい・てい・ぼ・き・こう・しん・じん・き)ですね。

 

 この陰陽思想と五行思想の合わさったものが、『陰陽五行思想または『陰陽五行説です。

この五行というのは、目に見えない『気』というか『エネルギー』のようなものだと思ってもらえれば良いかと思います。

 

四柱推命ではこの陰陽五行は推察する上で欠かせない、というのは以前お話ししたかと思いますが、四柱推命の命式には必ず天干にこの十干が配置されていますから、人間は生まれた時から、この陰陽五行(十干)をその人自身のエネルギーとして持って生まれてきた、という事になりますね。

 

それは人によって生まれた時から備わっていて、生年月日時からその十干が導き出されて、その人の性格や思考になるものですので、ある意味重要なものではありますよね。(^▽^;)

 

この陰陽五行説は、東洋の占いでは必ず使用されるものですので、四柱推命でも必ず覚えなければいけないものなのです 。相当にややっこしいですが… (~_~;)

 

そしてこの十干にもやはりそれぞれ特徴がありまして、木には木の特徴や性質、また同じ木でも甲には甲の特徴や性質があり、乙には乙の特徴、性質があります。

 

次回はその十干の特性、性質を説明したいと思います (^^ゞ