hitonarisan’s diary

主に四柱推命に関する記事をアップしていきます。

相生と相剋

前回お話しした五行ですが、この5つの要素には相性というものがあります。

 

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上図のように、木から火、火から土、土から金、金から水、水から木、この流れが良い相性で『 相生関係 』(そうしょう)となります。

木は火の燃料になり、火は燃え尽きて灰になり土に還り、土は土中で金を作り、金は冷えると表面に水を作り、水は木を育てる、という感じですね。



次に木から土、土から水、水から火、木から金、金から木、この流れがあまり良くない相性とされ、これが『 相剋関係 』(そうこく)となります。

木は土に根を張り土を痛め、土は水をせき止め、水は火を消し、火は金を溶かし、金は斧となり木を切る、という感じですね。



まあ相生の関係性としては、木が火に対して『わしあんたの事が好っきやで、何でもしてあげますわ~』という、見返りを求めない無償の愛情を注ぐような気持ち。



逆に相剋の関係性は、金が木に対して『わいは木の事はなんか気に入らんわ~』という、どうしても受け入れられないタイプという感じで、木からすれば『僕は金はどうも苦手なんだよね~』という常に苦手意識をもっている、という感じですかね?



ただこれはあくまでも、占いというものを判断していく上での基本となる考え方で、この関係が全てに人に必ず当てはまる、というものではありませんので… (*ノωノ)



現代社会では多くの人と接する機会が多く、当たり前だけど自分の好きな人とばっかり出会う訳ではありません。
特に学校や会社などの集団での活動では、気に入らない人や苦手な人とでも一緒に居なければならない事は多々あります。
自分のないものを受け入れられないのは、仕方がないことだとは思いますが、人間には色々な考えの人がいるんだ、という事は理解していきたいですね。

※先日、川崎市で児童など19人を殺傷するという非常に痛ましい事件がありました。
 殺人を犯し、自殺した容疑者の男の事を理解するというのは、さすがに難しいですが…。
 亡くなられた方々のご冥福をお祈りいたします。