命式 ②
四柱推命の命式を観る場合、基本は全体の干支の配置から相生、相剋の関係を判断するのですが、四柱推命ではまず日干を観ます。
前回の命式例から
年 乙 卯
月 丁 亥 月令(壬)
日 壬 申
時 癸 卯
この命式の場合は、日干が『 壬 』なので『 壬 』を中心にその周りの干や支がどのような影響を与えているのかで、その人の性格や考え方、行動を推察していきます。
『 壬 』から見て『 乙 』は壬が与える干、『 丁 』は壬が剋する干、『 癸 』は壬と同じ性質の干、という事になります。
四柱推命の命式って、自分の中に色々な性質の干(または十二支)を持っていて、その干や十二支が日干を中心にどういった働きをするのかを読み取って、判断していく占いなんですね。
例えると命式というのは自分自身の中に家族があって、その家族の中で自分(日干)の立ち位置がどうなっているのか?自分が指示して周りを動かしているのか、常に周りからプレッシャーを与えられているのか、という感じでイメージすれば良いのではないですかね?
十干の関係性を『 通変星 』または『 変通星 』といいますが、次回はこの通変星の説明をしようと思います。(/・ω・)/
※このブログでは十干同士の関係性の事は『 通変星 』で進めていきます。