土の性質(戊・己)
今回は土の性質を説明します。
五行の相生、相剋の関係で言いますと、土は金を生み、水を剋し、木に剋され、火から与えられる、という関係になります。
季節は『土用』で、方角は『中央』、色は『黄』十二支は『丑』、『辰』、『未』、『戌』になります。
脾臓というのは血液中の古くなった赤血球をこわす働きをしたり、体の中に入ってきた病原菌や細菌を退治する抗体を作ったり、新しい血液を溜める働きをしたりするのだそうです。
その他、脾臓は運搬と消化をつかさどる臓器とも言われていて、土の作用は消化器官全般を指すとも言われています。
また土は『稼穡』で、これは春に種をまき、秋に収穫をする性質を表しているのですが、土は万物の母といわれているように、物を産み出し、蓄え、育てるというのが役割なのですね。
土の陽干は『戊』です。戊のイメージは山で、戊が日干の人は大らかでおしゃべり好きな方が多いですね。
戊の方はどっしりしていて落ち着きがあり、他人に対して面倒見の良い方が多いので、他人の上に立つととても慕われる傾向があります。
欠点は頑固で納得しない事には中々動こうとしないところでしょうか?腰が重いので、すぐに行動に移さない傾向もありますので、せっかちな方から見ればイライラしてしまう事もありそうですね (;´・ω・)
日干戊で有名な方といえば、木村拓哉さんでしょうか。
テレビで見る分には取っ付きにくさがあるようにも見えますが、これは傷官という星を持っているからだと思いますね。本来は日干が戊なので、大らかな方なのかもしれないですね。※何となくですが、頑固さは結構ある様な気がします (^^;)
土の陰干は『己』です。日干己の人は田んぼや畑をイメージしてください。コツコツとまじめに取り組む方が多いですね。
コツコツ取り組むので努力家の方もいらっしゃいますね。また悩みだすとウジウジして引きずる方も多かったりします。
感情が出やすく、喜怒哀楽が表に出やすいのも特徴で、よく言えば純真さがあるのですが、悪く言えば子供っぽい人、が己の方には多い気がしますね (^▽^;)
己で有名な方は山口百恵さんですね。※今は三浦百恵さんですね。
百恵さんは結婚をする際に、『仕事を理由に家族に我慢をさせたくない』という理由から引退を決意したようで、これも己の我慢強さやコツコツと努力をする、というところが出ている気がします。