正官
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今回は正官の説明をします。
官星の『陽⇔陰』、または『陰⇔陽』の場合に『正官』となります。
命式でいうと、
年 戊(傷官) 辰
月 壬(正官) 戌 月令(戊)
日 丁 未
時 辛(偏財) 丑
上記の命式を例とすると、日干丁(日主)は火の陰干で、その丁から見て月干壬は日干丁を剋す性質の水の陽干なので、月干の壬は丁から見て『正官』になります。
正官の特徴
【喜神】⇒ 良い働きをする星
①温厚で真面目
②忍耐強い
③責任感が強い
④正義感が強く、自制心がある
⑤感情のコントロールが上手い
⑥仕事運が良い
⑦女性は恋愛運や結婚運が良い
⑧男性は子供との関係が良い
【忌神】⇒ 悪い働きをする星
①臆病で引っ込み思案
②ストレスやプレッシャーに弱い
③競争に向かない
④精神的な病を起こしやすい
⑤仕事でも出世が難しい傾向
⑥女性は恋愛運や結婚運が良くない傾向
⑦男性は子供との関係が良くない傾向
上記のような傾向があります。
同じ官星でも偏官は親分肌的なところがあるのですが、正官は堅物、真面目、面白みがないなどのイメージがありますね。
でもこれはあくまでも正官という星を単体で観た場合のイメージで、実際の判断はやはり命式全体と、5年に1度と毎年巡ってくる運気で全く変わってきますので、正官があるからあいつは堅物だ、なんて判断はしないで下さいね (;´・ω・)