命式の判断③
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今回は地支の五行を確認して、天干の五行の強さを判断していきます。
基本的に天干に出ていない五行に関しては、地支にどれだけ強い五行があったとしても、その五行の強さは表に現れにくい、と思っておいてください。
前回の命式で天干の五行の数を確認しましたが、次に地支の数を確認して五行の強さを確認します。
前回の命式で
天干 | 地支 | 月令 | |
---|---|---|---|
年 | 丁 | 巳 | |
月 | 己 | 酉 | 辛 |
日 | 庚 | 辰 | |
時 | 辛 | 酉 |
地支を観ていくと、年支の巳は火と金を内包しています。
月支の酉と日支の辰は支合で、共に作用が無くなっているので、この2支はないものとします。
時支の酉は金を内包しています。
これで地支の五行が全て確認できました。
火が1つ、金が2つという事が分かります。
前回天干の数を確認しましたので、そこに五行を当てはめて行きますと、
比劫の金は 2干2支
食傷の水は 0干0支
財星の木は 0干0支
官星の火は 1干1支
印星の土は 1干0支
という事が分かりました。
ここから更に月令があるのか、そして格局を判断するという作業が必要になってきます。
こちらについては次回に説明していきますので。(@_@)