十二支の三合、方合 ②
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今回は十二支の方合の説明を致します。
前回は三合の説明をしましたが、今回説明する方合は季節のグループが揃うという事が条件になります。
方合 | 強まる五行 | |
---|---|---|
亥=子=丑 | 水 | 水の方合 |
寅=卯=辰 | 木 | 木の方合 |
巳=午=未 | 火 | 火の方合 |
申=酉=戌 | 金 | 金の方合 |
上表と上図で説明しますが、例えば『申、酉、戌』が命式内で揃うと、金の方合になります。上図では西方金局と書かれていますが、これが金の方合の事で、西の方位が金の方位で、こちらが3支揃う事が方合の条件になる、という事ですね。
命式例を載せますと、
天干 | 地支 | 月令 | |
---|---|---|---|
年 | 戊 | 戌 | |
月 | 癸 | 亥 | 壬 |
日 | 戊 | 申 | |
時 | 辛 | 酉 |
年支の戌、日支の申、時支の酉が揃っているので、この命式では金の方合があり、五行の金が少し強まる、という事になります。
また三合も方合も3支の内、命式内に2支しかなくても、行運でもう1つの支が巡ってくれば、三合、方合の条件を満たすことになります。
※行運とは5年ごとに巡る大運と毎年巡る歳運(年運)の事ですね。
但し、この三合、方合は少し五行が強まるというだけで、基本的には『冲』と『支合』を優先するという事を覚えておいて下さい。(*ノωノ)