思考
タイトルは深そうですが、そんなに大した内容ではありません (^^;)
今回は思考というものについて考えたいと思います。
四柱推命は4つの柱で干の強さを見極めて、それぞれの干、通変星の性質を観ることでその人の性格や本質を判断するのですが、その干や通変星を観てその人の思考も判断することが必要になります。
で、その人の思考というか考え方というのは、干や通変星の性質が大きく関係していたりするのですよね。
※これは何度も話していますよね (^^;)
例えば、『食神』という星を持っている人がいるとします。
その人は全く悪気はないのですが、ついつい思っている事をストレートに相手に伝えてしまって、相手に不快な思いをさせてしまう、というような事をしてしまったりすることがあります。
また『偏官』という星は正義感が強く、曲がったことを嫌う、親分肌で人の面倒見がよいが、気に入らないことがあると攻撃的になる、などの特徴があります。
四柱推命的にいうと食神と偏官という星を持っている人が、印星や財星の人の思考を理解する、というのは難しいと考えます。※少なくとも私はそう思います。
干もそうですが、日干甲の人が、日干癸の人の考え方を理解できないでしょうし、逆もしかりですね。
だから他人と接するときに考え方が違ったとしても、それは持っている星が違う可能性があると考えて接するべきで、その相手を自分の考えと違うからといって、非難したりするのはやめた方が良い気がしますね (>_<)
本当に合わない相手とは、無理に合わせなくても最低限の会話だけで良いんですよね。
※但し会社の上司や学校のクラスメイトなど、その合わない人とどうしても毎日関わらないといけない場合もありますので、そんな環境に置かれている方は他の対策も必要になりますが…。
まあ、というようにそれぞれの持つ星によって、またその星の並びによっても考え方が変わったりしますので、同じような干が揃っている命式の場合、よく似た思考を持っていたりするのですが、四柱の並びや配置によって行動が変わることもあるので、そこは注意して判断する必要があります。
次回からはその通変星の各星の特徴を説明していきたいと思います (・ω・ノ)ノ