偏印
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今回は偏印についての説明を致します。
印星の『陽⇔陽』、または『陰⇔陰』の場合に『偏印』となります。
命式でいうと、
年 丁(正財) 未
月 壬(比肩) 子 月令(癸)
日 壬 子
時 庚(偏印) 子
上記の命式を例として日干壬(日主)から見て、時干が同じ陽干で日干壬に与える星の庚なので、この通変星が『偏印』になります。
偏印の特徴
【喜神】⇒ 良い働きをする星
①頭の回転が速く聡明
②発想力、想像力が豊か
③自由人
④研究心が旺盛
⑤多趣味な傾向
⑥創作、文芸に長けている
⑦名誉、名声を得る傾向
⑧母親との関係が良い
【忌神】⇒ 悪い働きをする星
①プライドが高い
②他人への依頼心が強い
③他人や物事に対して批判的な傾向
④悪知恵が働く
⑤怠け癖がある
⑥楽をしたいという考えがある
⑦理論的で理屈っぽくなりやすい
⑧母親との関係が良くない傾向
上記のような傾向があります。
とにかく印星は、頭が良く聡明なイメージで、その星が良く働けば頭脳を活かして、他人との良好な関係を築いたり、仕事での評価が上がり、また研究心が旺盛なのでそういった研究などで、世間からの評価が上がり、名誉や名声を得たりする傾向があります。
しかし逆を言えば頭の良さが災いして、印星が悪く働けば悪知恵で楽をして金儲けをしようとか努力を嫌う傾向で、とにかく楽をしたがる方も多いので、印星を持つ方でそれが悪く働いている場合は、怠けたい気持ちが出るのは仕方がないのかもしれませんね。(@_@;)